交渉会派:都民ファーストの会が誕生

2017年2月、都政の透明化など都政改革を掲げた都民ファーストの会に合流した。
長年都政運営の軸となってきた都議会自民党から現職都議2名が都民ファーストの会に入ったことは、大きなニュースになった。都民ファーストの会は所属都議が3人から5人になり、交渉会派として議会運営委員会での発言権を得た。この一連の出来事は、都民ファーストの会が飛躍する必須条件であり、このタイミングが事実上の都民ファーストの会のスタートであった。
されど、出身党派が違う5人でのスタートであり、政務調査会機能もなく、とにかく毎日が必死だった。(現在は、この5人のうち4人が離党した。)
都民ファーストの会は、第一会派に躍進
都民ファーストの会は新人が多く議会対応の経験値がない。2017年の都議選後は、都政改革に反対する勢力と議会で対峙することが予想されたので、都民ファーストの会に少数しかいない都議経験者は議会運営委員会等に配置された。
知事与党勢力が安定している時は、議会運営委員会をはじめトラブルは少ないものだ。しかし、この2017年6月からの都議会(第20期)は任期の4年間を通じて荒れた。私は任期の4年間を通じて執行部に入り、ほぼ都議会に張り付きになった。その裏では他が引き受けない弾除け役や汚れ役になることが多かった。当時は、小池都知事や都民ファーストの会が無くなれば改革が進まないと思っていたので仕方ないと思っていた。
とは言え、都政改革への使命感を抱き、改革に取り組める喜び、自由闊達な議論ができる喜びを噛みしめた。
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